ZEN PROUD

STUCCO

漆喰の利点

WHAT IS STUCCO

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  1. 1調湿効果

    漆喰の表面を顕微鏡で確認すると、スポンジのような小さな穴が無数に空いています。この穴は湿度が高い時には水分を吸い込み、反対に湿度が低い時には壁から水分を放出する特性があり、四季を通して室内を適度な湿度に保ちます。

    この調湿機能の働きにより、気密性の高い空間での結露発生を抑制することができます。古い蔵の中に保存された、巻物のような古書の保存状態が良好なのも、こうした漆喰の特性によるものです。 湿度が高く蒸し暑い日は空気をさらさらにし、寒く乾いた季節は空気中に水分を吐き出してくれるのです。

  2. 2消臭効果

    料理、ペット、たばこ等、住宅では実に様々なにおいが発生します。漆喰を使用した壁には臭いを抑制する効果があり、脱臭剤等はほとんど不要です。

    窓を閉め切った室内で焼肉パーティーをしても、半日も経てば匂いは自然と消えているでしょう。

  3. 3シックハウス対策

    シックハウスの主な要因は、VOC(揮発性有機化合物)であると考えられており、その多くは接着剤・ペンキ・新品の家具等から発生します。

    漆喰は上記のような健康に有害な物質を吸着・分解してくれますので、シックハウス症候群や予備軍の方はアレルギー改善にも効果が見込めます。

  4. 4カビ・菌・汚れの防止

    漆喰は強アルカリ性の自然素材であり、非常にカビが発生しにくく、除菌効果も併せ持ちます。鳥インフルエンザのようなウイルスに対しても有効性が確認されています。酒蔵や土蔵も、菌やカビの発生を抑えるために漆喰で造られているのです。

    また、漆喰は静電気をほとんど発生させない素材であり、埃などの小さなゴミを壁に吸い寄せてしまうことがなく、汚れづらいという特性もあります。

  5. 5防火性能

    現代の住宅によく使用されるビニールクロスや合成樹脂といった建材は、燃えると亜硫酸ガスや青酸ガスといった有毒性のガスを発生させます。火事における死因の多くは、こうした物質による中毒死および窒息死です。

    漆喰の壁は燃えることがないので、防火の面からも非常に安全な住まいを建築することができます。

  6. 6断熱・保温性能

    外壁で使用された漆喰は、日光を反射して壁面の温度上昇を抑えます。夏の酷暑時であっても、外壁は外気温とほとんど同じくらいの表面温度を保てることが知られています。

    また、雪で作ったかまくらの中が暖かいのは、輻射熱によるものとされています。漆喰を住宅内部の壁面で使った場合もそれと同じ効果があり、冬は暖房の熱を逃さず、暖かく過ごすことができます。

  7. 7塗り替えは不要

    ビニールクロスは劣化するため、10年から15年に1回程度のペースで張り替えが必要になってきます。そのたびにコストがかかるのはいかがなものでしょうか。

    一方、漆喰は一度塗ってしまえば基本的に塗り替えの必要がありません。漆喰の成分は消石灰なので、水と混ぜて塗ると時間をかけて石に戻っていくのです。日光による日焼けや変色もありません。

  8. 8メンテナンスの手軽さ

    お子様が硬いおもちゃを壁にぶつけて傷をつけてしまった、家財道具搬入時に洗濯機や本棚をぶつけてしまったというエピソードは、非常によく耳にするものです。そんな時にも漆喰の壁は、ご家庭で手軽に補修を行うことができます。

    傷をつけてしまった時は補修用の漆喰を水で練り、ペースト状にして塗ることで、綺麗に傷を消すことができます。

    また、お子様の落書きを落とす時なども、サンドペーパー(紙やすり)や軍手等でこすると、簡単に綺麗な壁面を取り戻すことが可能です。

  9. 9豊かな表情

    漆喰の良さは、機能面だけではありません。均一にパターン化されたものとは異なる自然な質感は、朝夕に窓辺から差し込む日の光、日が暮れてからの室内照明によって、実に味わい深い多様な表情を見せてくれます。

    永く暮らす場であればこそ、飽きのこない住宅デザインが力を発揮します。

    漆喰は、古くから城や蔵にも使われてきた素材ですから、その塗り方も、これまでの長い歴史の中で洗練されてきた幾多の手法があります。コテ目の付け方・押さえ方で、独自の質感を備えた様々な表情に仕上げることができるのです。